昨年、ウィルス騒動の直前まで自分はこう考えていた。
この話の続きは打ち止めになっている状況だけど、今はただ待つしかなく準備期間だと思っています。
2019年秋
「欧州と日本を往復しながら生活できないか」とふと思いついて、無理無理やってみた1年間、なんとかニ、三ヶ月おきにベルギー、スウェーデン、スペイン、ジョージア、都市でいうと、ブリュッセル、アントワープ、ストックホルム、バルセロナ、サンセバスチャン、トビリシを日本と往復することができた。実際はその前に中国のウルムチとニューヨーク、フィリピンとずっと行き来はしているのだが。
行き来することは今の時代だと航空システムの利用が簡単になっているのでかなり楽になったが、会社員だとタイムスケジュールの調整が難しい。そんな環境でやっているのは、きっと将来的にはこういった生活が一般的に浸透するからだと思い、自分自身で試しているからだ。
ただし、こんなに渡航していると、周りの何も知らない人からは、よっぽど旅行が好きなのか、頭がおかしいのか、何か怪しいことをやっているのかと思われるかもしれないが、そういう時は、「旅行するのが大好きなんです!」と言うしかない(笑)
今、僕がやっていることは新しいライフスタイルの実験であって、何度も海外往復をして色々な人と会っていくとどうなるのか、これ等を経験していくとどうなるのか?ということの実証実験だと考えている。
これは、海外移住や世界一周旅行とは全く違う観点で、日本に拠点をおいて、簡単に様々な場所と往復移動できないのかというやり方だ。なぜなら結局、日本で生まれて日本で育った民族、とくにそこで歳を重ねた人達は和食を必ず欲するから。そして、おそらく将来は航空券の価格も下がり仕事も機械化で減っていき、時間をもっと自由に使える時代になるだろうから、一箇所に海外移住をしなくても、国境の意味も緩和し日本から様々な場所へ行き来しやすくなるのではと考えた。
ノマド生活というよりも、もう少し軽いライトなノマド生活、特に気負いもなく普通の生活に溶け込んだ移動生活とでも言うのだろうか。とにかく周りに往復生活をする人が増えればこういったライフスタイルも普通の生活になり、当たり前になると思うし、それによって日本の窮屈な社会からは少しはストレスが軽減されていくのでは、自分ももっと海外に行きやすい社会に変わるのではと思い、旅行が大好きなんです!と旅行の素晴らしさをくどくど周りに伝えているのです。