賭場

ビットコインと東京オリンピックのことについては最早、巷のあらゆるところで騒いでいる状況になっているので書くのはやめていたのだが、ビットコインに関しては最近の暴落、オリンピックに関しては緊急事態宣言により、今この瞬間、相当おもしろくなったので少しだけ記す。

今年、前代未聞の面白いことが二つあって、一つはビットコイン。もう一つは東京オリンピックだ。本題のビットコインについては後記するが、まずは東京オリンピック。自分の叔父は前東京オリンピック1964年時に聖火ランナーとして力走しており、オリンピックには若干縁があるような気がする気になっている(笑)。(本当はそれほど興味はなかった)というか去年までは興味はなかったが今年のオリンピックはそれとは違い、興味津々だ。
こんな普通でないオリンピックは未だかつてなく、今まで見たことも経験したこともない非常に実験的なオリンピックを体験できることが非常に楽しみだ。こんなコロナ禍でおそらく無観客で行われる大会で競技する選手は変性意識状態にでもなり、そんな競技は世界中から注目され、近代オリンピック史上最高の成功を納めるかもしれない。もし自分が聖火ランナーだったら、そんな状況下で走ってみたいものだ、辞退などしないで。
「東京オリンピック?あ〜、ありゃ駄目だねぇやらない方がいい」といった輩達は何も考えてない評論家を気取ってるバカなのでどうでもよく、ビットコインに関しては、よく知らないし如何わしいとだけ言う輩は普通のバカだ。そしてビットコインを持ってる連中はもっと大バカな博徒だ。
そんな大バカに今回の暴落で一層火がついた。
因みに勝負事については、フロイトはチェスは2人でやるものではなく4人でやるものだと話しているそうだ。勝ちたいプレーヤーAと負けたいプレーヤーA、勝ちたいプレーヤーBと負けたいプレーヤーBだ。
勝ったプレーヤーは勝ちたい対戦相手を打ち破ったのではない。負けたいプレーヤーを呼び寄せたのだ。
なので、人々の希望が一点に集中しすぎると頓挫する。
そして皆が失敗すると考える東京オリンピックは成功する。と大恐慌のラジオから話を聞いたが、しかしだ。ビットコインは人々の思惑が半々でせめぎあっており、どちらに賽が投げられるか分からない。

ビットコイン通貨が700万円に届いたのが今月14日なので一週間前。ある程度の区切りで下げる習性があるので下がるのは当然なのだが、今回のは700万円から560万円まで一気に下げた。そして、これだけ話題になっていて参加者も増えると(ここは大きな賭場であって投資とは言い難く、それが悪いことではないが非常に露骨で品の悪い場所ではある、が僕はそんな博徒が集まるところが好きだ。)こういった15%の下げで以前に比べてかなり騒がれているのということがどれだけ通貨購入者の数が増えたかを物語っていて、去年の夏はもっと大きな下落相場があった。どちらかと言うとそちらの方が今より怖く、テスラのような企業の後ろ盾もなかったので非常に信用度のない通貨だった。しかし、その時のボラティリティは非常に激しくこれは何かがありそうだと感じた。こういった時に張る決断は何らかの温度差を数字やチャートの動きで感じるので説明ができないのだが、昨年、1ビットコイン=100万円の時。知人にビットコインが良さそうだと話しても数人にはスルーされた。確かにしっかり投資をしている輩からすると如何わしいことこの上なく(それにしても、しっかりした投資と投機の違いが本当に分からなくなってきた。全てがギャンブル資本主義ではないのだろうか、保険もNISAやidecoなども含めて。)話すのはせずにいる。しかし、これだけのボラティリティがあって結果が出るのであれば正しいや間違いといったことで判別することはできないのではないか。


思い出してほしいのは、リーマンショックの後の株価のリバウンド、あの時はソフトパンクの株価が一時500円くらいまで下がり会社が、なくなってしまうのかと思うくらいの状況だったが、今の株価を見るとそんなことはなく持ち直しているどころかかなりの価格になっている。それと3.11の震災の後、東京電力の株価も暴落し、その後のリバウンドでは物凄い勢いでの上下を繰り返した。震災前は2000円くらいだった株価は一時100円台まで下げたがそこから300円台まで上がったりとしていたが、大半の人はもう覚えてないかもしれない(笑)その時のトレードは非常に巨大な資金が動いた。その時の雰囲気に今回の仮想通貨の値動きも似ていてちょっとした事件にも思える。違うのはストップ高もストップ安もなく24時間動いていること、前代未聞ということだ。これが今まで見たことも経験したこともないところで、ブロックチェーンの詳しい説明なんかはそういった資料を読めば分かると思うので、僕の場合は博打的な感覚でしかやっていない。ニュースの記事など色々とあるけれど最後は自分の感覚を信じるしかなく、負ける時は負けだ。
本当に色々な識者が様々な分析をして専門的なことを話すが、博徒(投資家?)の中にはそんな説明をひっくり返るようなことをする連中もいるので全ては信用できない、イーロンマスク然り。
賭け事なので勝ち負けの結果は全く分からないが、自分の中ではフルベットしても良い考えだ。フルはしねーけど、笑(逃げ時、逃げ道、逃げ所の方が大事だ)

今日、テスラモータースが決算発表で予想を上回る過去最高益を叩き出した、ビットコインの売却益も含めて。イーロンマスクは自分のビットコインは一切売却はしていないと付け加えて発言している。いずれは火星への往復チケットを1ビットコインで売り出す気なのだろうか。

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