九州一周三日目 鹿児島〜熊本

昨晩は城山ホテルにBARがあったので軽く呑んで(このBARの眺めが噴水がライトアップされているのが見えて昭和のゴージャス感があってなかなか良かった)朝起きて温泉に入って目を覚ましてからまた朝食会場で豚しゃぶを食べる。
今日は熊本まで移動するので早めにチェックアウトして車で高速を走らせる。熊本まで行く途中に霧島神宮があるのでそこへ向かう。この日も快晴で九州に来てから連日ずっと晴れている。霧島神宮までは高速道路で1時間くらいの距離なので途中のインターで珈琲を飲みのんびり休みながらの移動。まさに長期休暇といった感覚で気持ちがいい。
到着した霧島神宮はついさっきまで夏日だったのだが一気に気温が下がり、そこには坂本龍馬とおりょうさんの絵と説明文が書いてあった。
そこからの景観は清々しく、この二人の夫婦はよくも京都から九州まで歩いて移動したものだと思いながら参拝をして山道を高速へ向かう。

霧島神宮を出ると昼になっていたので途中の道の駅で鶏の南蛮揚げ定食を食べて(この南蛮揚げなんてただの南蛮揚げなのだが、九州の山道を車で走らせて途中で見つけた道の駅で食べる南蛮揚げは非常に美味い)
この後、人吉や水俣の街にも寄りたいと思ってたのだが意外と高速道路が長い、長すぎるので途中下車を諦めてひたすら走る、走るのだがトンネルが長すぎる。長すぎて眠い、8kmとかあるんじゃないだろうか。

とにかく走り、おそらく3時間強走って熊本に到着。その時、時刻は16時でそのまま閉館ギリギリだったのだが熊本城に向かい中に入る。城は修復されていて天守閣まで登り街を眺めて、西南戦争の時に西郷隆盛がここを占拠した絵を見ていると九州の移動と戦争の歴史が引き離せなくなる。のだが、今夜の宿泊先は熊本日航ホテルなので少し期待していくとこれが期待以上の部屋で、旅行支援のクーポン券まで頂き、スタッフにオススメされた熊本料理の店に行く。

店のカウンターに座ると料理人が兎にも角にも親切で特別に馬刺し、鶏刺し、牛刺しのお造りを出してくれて、その後に出された天草で獲れた刺身も美味しくて米焼酎を呑んだ。熊本の焼酎は米なのだそうだ。店では色々とサービスしてもらってしまい、酔いが回り熊本の歓楽街を歩く。ちょうどいい大きさの街で水商売の呼び込みのおじさんと適当に話だけしてホテルに戻る。考えたら一日中移動していたのだ。疲れたのでまたベッドに潜り込んだ。