木曜夜の便、エバー航空の20時40分便に乗るため、きっかり2時間前にはチェックインカウンターで手続きを終えて、ゲートへ向かった。腹が減っていたので夕食を食べようと男二人で店を探すが、どこも値段が妙に高い。こんなに高かっただろうか。LCCのターミナルの方が色々と安くて良かった。ちょっとケチだが無駄に金を落としたくないのでコンビニでサンドイッチを買い、フードコート的な場所でビールを飲む。
搭乗時間になり乗り込んだエバー航空機内にはなんとテレビモニターが搭載されており、この近距離移動でこんな豪華な飛行機に乗れることに少し優越感のようなしかし勿体無さも感じ、夏のバカンスが到来したのかと気分が上がってきた。そしていつの間にかどこかへ行ってしまったパンデミック。
機内食も美味しくてあっという間に台北の桃園空港に到着した。到着してすぐ観光局で実施している2万円分の電子マネー抽選会場へ向かう。事前にキャンペーンに登録していたのだが、二人ともあえなく外れる。23時を過ぎていたので、少し眠かったのだが予約していたカプセルホテルをゆるりと探す。意外と分かりづらい場所にあったのだがチェックインをして、英語はあまり通じず適当な会話で鍵とバスタオルを借りる。部屋はハシゴで2階へ上がるような部屋でまぁこんなものだろうか。他の部屋は扉が閉まっていてもうみんな寝ていた。なんとかシャワーを浴びて就寝。1時頃には寝れたのだろうか、そこから朝の8時まで熟睡してしまい、時差があるので日本時間だと9時だ。日本でアマゾンで購入した3日間使い放題のsimカードに入れ替える。しばらくすると羽田組の飛行機が着陸したらしくlineがきているのが確認できた。急いで着替えてチェックアウトしてターミナルへ向かう。ここで思いがけない誤算があったのだが。
ターミナルで連絡を取り合いながら集合しようとするが、なかなか会えない。30分過ぎても会うことができず、羽田組から連絡があった。自分達はターミナル2に到着して成田組はターミナル1だからこれから電車でそっちに向かうと。とにかくこれだけ人数が集まると大体のことが適当になってしまい、しかし特にイライラもなく寛容になってしまっている。
そしてやっと4人全員集合することができ、台北市内へ向かうことにする。バスが安いのでバスで行こうとサンドイッチとコーヒーを買って乗り込む。空港の外はかなりの湿度と気温でいよいよ南国にきたという陽気だった。40オーバーの男4人がサンドイッチを食べながらバスでわいわい騒ぎながら旅行するなんてそうそうあるだろうか?集まった4人、きみらは全員最高だ、最高に真面目にふざけている。死ぬまでその調子でやっていてほしい。
市内まではバスで1時間ほどかかり、もう昼になっていたので到着してすぐ天厨菜館というレストランへ行く。北京ダックが安価で食べられるのでまるまる1羽を注文してみた。店員がその一羽を見せてくれてから捌いてくれる。台湾ビールを飲みながら海老チリやら適当に中華料理を摘まみながら寛ぐ。7月21日の快晴の昼の台北で北京ダックを囲みながらビールを飲むというそれは最高の時間で、これは毎年開催したほうがいいんじゃないかと本気で考えてしまった。
ホテルにチェックインして1時間ほど休憩してからお決まりだが台北101へ向かう。地下鉄は以前来た時に買った悠々カードをまだ持っていたのでそれを使い移動した。男4人の地下鉄移動もただただ楽しい。101タワーの高層階へ行き市内を見下ろす。まぁ眺めは最高にいいのだが、単純に高層階からの眺めというものではある。ただ久しぶりに来た台北ではあるのでウーロン茶を買ったり、ぶらっと中を歩いてあちこち眺めていた。そしてこの4人でウーロン茶を買って飲んでるだけでも楽しいというのがおかしい。そこから中正記念堂へ移動して中を観覧する。ここは初めて来たのだが、歴史的な建物だったので台湾に来たのだなという気持ちになり、しかし時間がないので夜のディナー、このディナーの為に日本から店を予約して楽しみにしていた「グバミ ソーシャル」いうレストランへ向かった。