ちょうど雑誌のブルータスで台湾が特集されていたその巻頭のほうにGubai Socialというレストランが今注目されていると特集されていたので、これはもう予約しておこうと楽しみに予約していた。18時に予約していたので、中正記念堂から急いで4人で地下鉄で向かう。101の駅で降りてレストランの入っているデパート新光三越へ向かうと街並みはまるで丸の内。東京の夜も台北の夜も夏の夜は素晴らしいと思いながら足早にレストランに到着すると、評判の割に席は満席ではなく、ほどよく空いていた。
まぁ、ここから注文したメニューが評判の割には、僕たちの口に合わないのか、経験値が少なくて理解できないのか、民族の舌感の違いか分からないのだが、全く理解できないオンパレードだった。これ美味しいのか?(笑)
牛肉麺が有名らしいのだが、当日それはなく、他のメニューを注文していった。以下日本語表記→トリュフ味の臭豆腐、バスク風味のかき焼き餅、シュシュ特製のウナギ焼き、伊勢海老イーフーメン、三角バラの煮込み入り焼きそば。どうやら台湾料理をアレンジして西洋風にしているのか、現地の人からは面白いのかもしれないが、自分達には特に面白くも美味しくもなく、唸ってしまった。あ、特に辛口の批評とかしたいわけではなく、誰か解説してくれるのなら教えてもらいたいくらいだ。
臭豆腐は台湾特有の味なので、好きではないがこれは面白い。それ以外の料理は、ウナギなんかはかば焼き三太郎の味じゃないの?とか、焼きそばはカレーソースが載ってるような鉄板焼きの焼きそばだったり、。それと伊勢海老イーフーメンは注文の間違いで出てきてしまったもので、食べてみたらこれも生ぬるい出来加減。
まぁ、いいんですけど値段が許容範囲ならば。ただね、結構高いんですよね、ここのお値段。台湾に来たら短い期間内で色々なものを食べたいのに4人で4万円越え(笑)焼きそばなんて屋台でたべるような代物だったのだが一皿3000円近くする。店の雰囲気は開放感があってお酒を呑むのにもいいと思たんだけど残念。店を出てからはこれのブーイングが始まってしまい帰国後もこのレストランについて論争することになってしまう。
ブルータスにもグバミにも裏切られ、しかしのほほんと外に出て街中を歩くと結構な人の賑わい。弾き語りと唄っている娘とそれを取り囲む面白い恰好の女の子たち。そのまま夜市まで行って4人でぶらぶら歩いていた。夏の夜に無邪気にだらだら歩いていると台北の街に溶けていくようで気持ちがいい。
で、ここから羽田組の二人はホテルに戻ることになる。そりゃ早朝便で来ていてほとんど寝てないのだから疲れているだろう。しかし自分ともう一人は、盛り上がっていそうなクラブを見つけて向かうことにする、自分達も疲れてはいるのだが、なにせ金曜日、金曜日なのである。そこから地下鉄に乗り込み、未知の場所、スポーツ施設や公園がある場所。花博公園というらしい、到着すると球場の周りでダンサーが何人も踊っている。これは何かあるだろうと期待しながら奥へ向かうとBARや小さいクラブが大音量で欧米人もたくさん飲んで騒いでいた。
室内のクラブより、BARの外にDJブースがある店の方がめちゃくちゃな騒ぎになっていて盛り上がっており、曲はヒット曲がなんでもかかり、ダンサーが交代で出てきてバトっている。楽しすぎて深夜2時頃まで遊んでしまった。やはり夜空の下のクラブはいい、しかも夏だ。考えたら今までコロナ禍だったので、こういう空間は3年ぶりなんじゃないだろうかか。その後タクシーでホテルへ戻り、数時間寝て、みんなの待ち合わせの朝の時間に何とか起きた。結構な二日酔いだ。