ロンドン留学記とベルリンからパリへの移動の記録 9 【2015.3.12-2015.3.28】

数少なくなった残存するベルリンの壁。ポツダム広場。

【3月23日(月曜日)】

この日は1日ベルリンの壁を探して終わった。歴史が渦巻いているような街を数日の滞在だけだとそれほど見て回れず、ほとんどが「素顔のベルリン」(中村真人著)という本を読みながら過ごした。この本はただのガイドブックと違ってドイツ史についての記載が主でナチス時代、東西時代の壁の解説は事細かい。デビッドボウイが滞在していたアパートの記載もあって、ポツダム通り辺りを歩きながら読んでいると、治安が悪く刹那的な雰囲気に惹かれて76年から79年までハウプト通りに住んでた彼はここでヒーローズを含むベルリン三部作を生み出したということ書いてあった。

着いた時から感じていたが、過去が繋がっているからなのか確かに場所によって退廃的な雰囲気がある。もう少しそれが理解できるよう見て回りたかったが、明日はフランスへ向かう。最終着地点はパリだ。

デヴィット・ボウイが滞在していたアパート周辺。
レストラン ムッターホッペ
定番のドイツ料理が食べられるということでザウアーブラーテンという料理を食べる。牛肉をソテーしてから煮込んだもの。残念ながらソースが肉に浸み込んでなく、不味くはないが自分にはそれほど美味しくは感じられなかった。肉は4切れもあった。
カリーヴルストの人気店 CURRY36
大通りのウンターデンリンデンの周辺にあるコンチェルトハウスや教会。高級店が立ち並ぶ銀座のような街並みだが人はそれほど多くはなかった。

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