数ヵ月間、薬物中毒に陥っていた。そこから這い上がってきたのだが、このサイトを見たら石垣島の旅の話が途中で止まっておる(笑)
今年の2月から4月いっぱい迄の3ヵ月間、リリカ、プレドニン、トラマールという鎮痛剤を整骨院から処方され何も知らないまま飲み続けていた。(リリカは別名プレガバリンともいう・トラマールはトラムセットといった種類もある)
もうこれが冗談抜きでとんでもない薬で麻薬の禁断症状を味わうことができるくらい強烈なものだった。因みにコロナワクチンよりも強烈。
整骨院へは足の指を怪我したため行ってみたのだが、それのついでに腰痛があると話すと、医者から「今の時代は薬で治すんだよ、整体は効き目あるかな?」と言われ、そういうものなのかと思ったが、ただの鎮痛剤ならその場しのぎなので必要ないと伝えると「これは脳の神経に働くから。それにそんなに強い作用はない」と返された。強くないなら試してみるかと飲んでみることにした。最終的にはそんなに強くはないはずが、地獄のような苦しみの副作用だったのだが。
詳しく書くと、(詳しく書くのも面倒だが、症状の経過を考察(笑)するには期間を書かないとならない)
まず最初の2週間はリリカ25mgとプレドニン(ステロイド剤)とレバミピド(胃薬)
を処方された。リリカはだんだんと量を増やしていくからと言われ、最初は少ない量の25mgだった。この段々と量を増やしていくってのがちょっと怖い。この時、薬の作用について自分で調べればよかったのだが、整骨院の先生やスタッフのおばさんの説明が軽くて副作用について全く触れていなかったため、全く疑ってはいなかった。
リリカは3回/1日、プレドニンは2回/1日
2週間経過したが、特に身体は何も変わらず。腰痛とは言えヘルニアでもなく、それほどの腰痛ではなかったのでストレッチや整体へ行けば生活に支障はない程度のものだ。はっきり言って薬を飲む必要などないくらいだ。そこからリリカを25mgから75mgへ変更する。プレドニンはそのまま続けて服用した。
このリリカ75mgとプレドニンの服用期間は1か月半。1か月も過ぎるとなんだか腰の痛みというか固い違和感はなくなっていった。なるほど薬が効いてきたのだなと思って安心してストレッチなどはしなくなっていった。整骨院へ行ったときに電気治療をする程度だ。
しかし、最初の副作用の日がいつなのかはっきりした日は覚えていないが、汗が多量に出て、体温が上昇するような感覚になり、体温調整ができないような怠く、そわそわしてしまうような体調の日があった。この薬は飲むと眠くなるという副作用が書いてあり、アルコールは薬の作用を強めるので控えるようなことが書いてあった。
ある日、出かける用事があったので、薬剤師に「この日は予定があるので、服用しなくてもいいですか?」と聞くと「いやー。。。飲んだ方がいいわよーーー。眠くなっちゃう??うーん、でも飲んだ方がいいわねーー。」と困惑したような回答だった。
今思うとこれ副作用知ってるだろ??(笑)っていう回答だった。
その時の外出時は適当に服用してとくに問題はなかったのだが、たまに服用しない時2,3回分を飲まないと、汗をかき体温調整ができなくなってしまい布団の中でも熱くなり眠れない。これが薬の副作用だとも知らず、季節はちょうど3月であったため、季節の変わり目の天気病だと思っていた。そこで胃腸科へ行き、天気病の漢方薬の「五苓散」を処方してもらいそれを飲んでいた。が、症状は進行していく。自分は2月から3月への新しい季節を過ごすことを失ってしまった(笑)
2ヶ月が経過した頃、薬を変えることになった。この時には腰の痛みはなく、というか身体全身の痛みを感じなくなっていた。脳の神経に効いてしまっているのだろう、どんなに激しい動きをしても筋肉痛などにもならずの所謂、ドーピング生活になっていた。恐らく走ったりしたらめちゃくちゃ早く走れるんじゃなかっただろうか。
薬はプレドニン(ステロイド剤)からトラマールという薬に変更になりリリカ75mgはそのまま、レバミピド(胃薬)はなし。このトラマールが原因なんだと思うが、これを飲み始めてから一気に体調が悪くなる。医者はプレドニンを止めたからかなと言っていたが原因はよくわからない。そして胃の調子がかなり悪くなり、もう一度胃薬を貰うが効果はなく、また胃腸科へ行き他の胃薬を処方してもらった。
自分ではこの間ずっと天気病と仕事の疲れだと思っていたが。最後の1ヵ月は春先の外出時にまた妙に汗をかき体温調整ができない日があったり、車の運転も汗をかきながら何故か焦るような感情に見舞われたり、夜寝ていると、呼吸が止まったような症状で起きたりと自律神経が乱れた症状の日が時々あった。
そんな生活の中で、体調が悪い日の次の日、妙に体調の良くて清々しい日があった。とてもハッピーで気分の良い日。それが薬を飲んでいない日の翌日に薬を飲んだ後だった。ハッとして、これはなんだろうと考えて、そういえば休日に薬を飲まない日などに多汗症やイライラの症状が出ていたのではとカレンダーを見返すと、やはり体調の悪い日は薬を飲んでいない日だったのだ。
これはと思いネットでリリカやトラマールの薬について調べてみると、出てくる出てくる副作用の文字。この副作用の数が半端ない。頭痛、傾眠、浮動性めまい、悪心、嘔吐、便秘、食欲減退、口渇、倦怠感、浮腫、口腔咽頭痛、【重大な副作用】アナフィラキシー、呼吸困難、気管支痙攣、痙攣、喘鳴、血管神経性浮腫、呼吸抑制、耐性、精神的依存、身体的依存、激越、不安、神経過敏、不眠症、 運動過多,
、、、
まだまだ書いてある。しかもこういう鎮痛剤はヘロインやモルヒネなどと同じような系譜に記載してあり、オピオイド系鎮痛剤というらしい。これはアヘンだ。
ほとんど麻薬と変わらないようなことも書いてあり、断薬すると副作用に見舞われ禁断症状に襲われるらしく1週間以上かけて徐々に減らしていくことが添付文書に書いてある。こんな副作用を知ってしまったからには薬を止めたくなる。ただしゆっくり減薬していくところを一気に止めるとどうなるか分からないが止めてみた。この時点で初めの処方から3か月が経過している。
まず一日止めてみるとその1日目の夜、深夜に禁断症状で息が詰まりそうになり目が覚め、顔がピリピリして体温は熱く、いてもたってもいられず部屋の中を夜中に歩きまわる。多分この時が一番キツイ状況だっただろう。この時はすぐ薬を飲むと落ち着いてゆっくり眠れた。こんな方法で減らしていけばよいのかと考え、たまたま3日間連休だったので、この後も飲むのを止めて辛い時にもう一度飲みその後は止めていた。
断薬してから2日くらいは休みで家にいたのだがほとんど寝られずそのまま仕事へ行くと呼吸が荒く身体に力が入らない。喉も乾き体温調整もできずかなりの汗をかいていた。日に日に少しはマシになってる気がするがそれでもかなりキツイ離脱症状は続いた。3日ほど仕事をしてまた休みだったのだが、この離脱症状には波があるようで家にいても吐き気や頭痛に悩まされてこれぞ生き地獄というものを味わうことになる。しかも不眠症にもなっており食事も摂れない。身体の腰のあたりもズキズキ痛みが出ている。念のため整骨院へ行き症状を話すと、いつもの先生ではなく他の先生だったが離脱症状を認めてくれて、もう断薬して数日経つのであればそのまま止めた方がいい、個人の肝臓の具合にもるが1,2週間すれば回復するとのことを聞いたので、そのまま断薬をして生活していた。
2週間のあいだは力も入らず、呼吸も荒い状況だったが体調は日に日によくなってはいった。身体が軽くなっていくと言ったらいいのだろうか。断薬して1ヵ月もすると大分良くはなっていたが心配だったので、再度整骨院へ行き話をすると今度は別の先生で「断薬してからそんな副作用は出ないですよ、うちは整骨院なので分からない。内科へ行ってくれ」と突き放された。この対応は無茶苦茶だが向こうもどうしようもないのだろう。しかし離脱症状を知っているスタッフもいるのだ。全くおかしな話だ。結局内科へ行きレントゲンと血液検査を受け、結果は異常なし。この時断薬から1ヵ月が経過しているので身体も落ち着いていたのだろう。恐らくだが自分の場合、離脱症状から回復したのは断薬してから1ヵ月半した頃だったのだろう。しかし服用中に痛みを感じない身体になっていたので無理に身体を動かしていた負担はまだ残っている。多分だがそう思う。なので断薬中は平行して整体へ行きなまっていたストレッチを行いなんとか以前の状況へ2ヶ月経った今も身体を戻している状態だ。
この断薬中、色々と薬について調べていくと、かなりの数の患者にこのリリカやトラマールは処方されているようだ。実際、痛みをなくしてくれるので役に立っている人もいるのかもしれない。しかし、こんな薬を長期に渡って飲み続けるのはいかがなものか。
ネットの情報だが医師が飲みたくない薬などでは、リリカ、トラマール、バファリンやロキソニンなどが記載してあった。考えるとただの鎮痛剤であり、その場しのぎなので良いわけがない。パブロンなどの市販の風邪薬なども同じでただ風邪の症状を抑えるだけだから、服用してもしょうがない。それか熱をしっかり出してウィルスを撃退したほうがいいんじゃないか?
そんな調べものをしているうちに、西洋医学や東洋医学、中国医学、インド医学などの本があったのでそういったものを読んでみると非常に興味深い。西洋医学は事故などの突発性のある病気や緊急時には必要とされるが、それ以外の長い目で見て治療できる病気については漢方薬や針灸の方が根本の原因を治療できるといったことも書いてあった。風邪などの時もはちみつを舐めたり、飲むならば葛根湯が良いそうだ。
兎に角、今回のことがあってから薬については軽く考えないで、よく自分で確認しないと製薬会社のセールス目的に絡まれてしまうのだと思った。最近の芸能人の自殺問題もはっきりとは分からないが、睡眠薬等の薬を服用していたようなことも書いてある。ベンゾジアゼピン系と呼ばれる類の薬は断薬が非常に大変なのだそうだ。そういう薬が簡単に処方されるような世の中でもあるので、十分調べてから服用したほうがいい。
最近の海外での大麻解禁についても、あれも企業側はセールスのことが重要で買い手の健康のことなの考えているのかどうか分からない。大麻に含まれるTHCは脳神経に作用するものなので簡単に入手できて乱用するのは非常に怖い。別の成分でCBDオイルは日本ではかなり普及しているが、医療用で作用が強くなく依存しなければ問題ないとは思うが。とはいえ特に必要なければ手を出す必要もない。
身近にある薬局で簡単に色々な薬が手に入ってしまい。いつの間にか買うのが当たり前になっている。しかし考えたらそれって本当に必要なのか?ビタミン剤、鎮痛剤、下痢止め、風邪薬。
それだったら普段の食事を見直した方がいい。風邪をひかないように栄養を考えるだけで、それらの薬は必要なくなっていくと思う。軽い症状であればなるべく薬は減らした方がいいに決まっている。そして身体の痛みは運動やストレッチなどをやっていこうと思った矢先、カイロプラクティックというものがあるが、そのかなり信頼できそうな医院をみつけ先生に施術してもらった。身体をバキバキいじるものではなく、原因は臓器にありそうだとお腹付近の臓器に手を当てているだけ。時々足を上げたりはするが、はっきり言って何をされているのかよく分からなかった。まだ一度しか行っていないのだが、身体の調子がよくなってしまった。口コミ数なども非常に多く何故か治ってしまう。以前書いたCS60の球体治療も不思議な話だが。
こんなこともあって最近は東洋医学への興味が非常に沸いてきた。長い目で見た病気にならないようにするための治療。西洋医学にはなかなか受け入れられない、今の日本人には近いような遠いとような不思議な医療。
この経過はまた後日談で。
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